2024年08月15日

演技から感じる柔らかいグルーヴっぽいものが大好きです!~麗しの井上喜久子さんが「わしゃがなTV」に出演された話





私がここ何年かで日本産アニメーションへの解像度を上げる遥か前から、
時折twitter(現 X)でフォロー中のどなたかがリツイートされ、
定期的にタイムラインに上がってきた、
「井上喜久子17才です」を含むtweet。
初見は唐突過ぎて何もわからず困惑したものの、
流れてくる内容などで徐々にお約束が馴染み、
お仕事よりも先に「17才」として存在を認知していた
井上喜久子さん

今や世間同様、私も名優と認知している井上喜久子さんが、
ついに贔屓のYouTubeチャンネルに登場されました!


マフィア梶田と中村悠一の「わしゃがなTV」

【ゲスト:井上喜久子】17才、わしゃがなに初登場です!おいおい!【私物紹介】


https://www.youtube.com/watch?v=n5ZbWuNWf9U



4GamerSP

【わしゃがなTV】おまけ動画その454「井上喜久子さんのここでしか聞けない話」

【中村悠一/マフィア梶田/井上喜久子】

https://www.youtube.com/watch?v=38k112i8ewk





麗しく朗らかで、とことん柔らかくて、安心感があって、心地よいのです。
いろんな意味で大好きな役者さんです!

「17才」の来歴と成立過程を知ることができたり、
”声優”という職業を知るに至るきっかけや、
くしくもテレビアニメーション『らんま1/2』の新作される発表があったタイミングで

前作のエピソードを聴けたり、
関連する私物を拝見できたのは嬉しかったです。




日常的に観てきた作品なのに
「待って、これ誰が喋ってるんだ?」って
急に、はたと気づき始める感じ。
観る側のコンディションの変化が大きそうなのはわかるのですが、
急に来るのは何なのだろうかと。

私の場合は音楽的な感じで、
「この声、絶対に過去に結構な量をどこかで聴いているけれども、
どこで聴いたか思い出せない・・・」から始まり、
何かのきっかけで、かなり前から全然違う演技で聴いてきたことを知って愕然としています。
その繰り返しの中で、演技力のすさまじさや、表現力の豊かさを知って今に至ります。


一般凡人の私とは違い、
井上さんは声の出所を探った先で「声優」になる!と決断してくださったおかげで
様々な作品を楽しむことができています。

近いところだと、

テレビアニメーション『はたらく細胞』のマクロファージさん役
柔らかで、勢いがあって、清々しいー!
現在の井上さんの風情やキャリアゆえの迫力が満載されているようにも感じられて、
大好きすぎるー!

オリジナル映画アニメーション『駒田蒸留所へようこそ』

主人公の母親の駒田澪緒役

生活の不安を抑える影の大黒柱のお母さんの自然な包容力が素敵でした。
舞台あいさつで、ライブの「17才」を観られたのもラッキーでした!
https://sound.blog.ss-blog.jp/2023-11-12

実は、2023年12月某日の
『プレミア音楽朗読劇 VOICARION XVII ~スプーンの盾』
井上喜久子さんがマリー・グージュ役を演じた回を観に行ったのです。
1回観て(https://sound.blog.ss-blog.jp/2023-12-10-2)、
再度観たいなーと思ったものの、
忙しくて先々の予約が難しいのと、
配役のバリエーションがありすぎるのと、
解像度が低くて役者さんを認知できていないのとで、選べない。
とりあえず、自分の時間の空いたタイミングで、
チケットリセール機能を駆使してたら・・・井上さんが出演される回が取れてラッキー!と。

結果的に前回の観劇との比較にもなり、
演技自体は、役者さんの裁量に任されているっぽいことや、
配役の変化が作品の変化にもなり、ぞれぞれ素晴らしいことがわかりました。

井上喜久子さんのマリー・グージュ
眼が見えないという設定の解釈が素晴らしくて、
始終、聞かせている相手の様子を踏まえて話す感じが凄く好きでした。
自身の身の上を話すところもギリギリまで抑えて
その分、強く主張する箇所が響く感じが際立って伝わって、
ボロ泣きしました・・・
観に行けてよかった・・・




語弊があるかもしれないのですが、
私は井上さんの演技から感じる柔らかいグルーヴっぽいものが大好きなのです。

Wikipediaで膨大な量のお仕事一覧を眺めたところ、
日本では2022年に上映されたUK舞台版を観た
National Theatre Live " Jane eyre " ジェーン・エア
1996年公開の映画版、
Charlotte Gainsbourg演じる主人公Jane eyreと、
Anna Paquin(映画『The Piano』ピアノ・レッスンの子!)演じる少女のane eyre、
両方の吹替を井上さんが担当されているのを知り、
子役と大人役両方を演じるって凄いなーと。
観てみたいと思っています。





井上喜久子さん@わしゃがなTVの続きの回も楽しみにしています!




余談ですが、『わしゃがなTV』と『おまけ動画』の
レギュラー出演者のお三方、もしくはお二方の時と、
ゲスト、前回の大塚明夫さんなど、特にベテランの方が出演される回は、
レギュラー回と様子が大きく変わるのも面白かったです!
視聴者が聞きたい体で自分が聞きたいことも含めて聞くのは賢いわー。
posted by Thomas-Polar-Bear at 19:00| ■ わしゃがなTV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする