2024年07月31日

吹替版も俺ちゃんサイコーだぁ!!!~2024年7月27日、池袋 グランドシネマサンシャインで" Deadpool & Wolverine " Dolby Atmos上映を観てきた!





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2024年7月24日最速上映で字幕版・IMAX上映を鑑賞して、
吹替版も行かねば!と
https://soundboard.seesaa.net/article/2024-07-25.html?1735996959)、

2024年7月27日、池袋 グランドシネマサンシャインで

" Deadpool & Wolverine " 吹替版 Dolby Atmosを観てきたよー!

字幕版と同じく、最高に面白かったよー!!!



" Deadpool & Wolverine "

https://www.marvel.com/movies/deadpool-3


デッドプール&ウルヴァリン

https://marvel.disney.co.jp/movie/deadpool-and-wolverine





このようなインタビュー動画を見つけまして・・・

クランクイン !

アベンジャーズと関わるのは無理!? 

加瀬康之&山路和弘が語る『デッドプール&ウルヴァリン』

https://www.youtube.com/watch?v=eJxiy2vUN6k


Ryan Reynoldsが
現場でどういうことをしているのか知ることができましたが、
吹替の収録の現場もそのやり方に寄ってる感じが面白いですね。
現場で、より伝わる言い回しを見つけようとすることや、
調整するのは難しいところだと思いますが、
可能な現場ならではの良さが活きる作品だと思います。

ネットでもよく言われていますが、
「" I "の翻訳が”俺ちゃん”なのが秀逸」は、完全同意です!
これだけで確実に伝わってくるものがあるというか、
作品との距離がないような肌感覚。

作品が存在する時代や環境に応じた多岐にわたる”翻訳”って重要だなぁと、
改めて実感します。




私が触れてきた文学系の作品ならば、
日本や中国の古典文学の各種現代語訳や、
大好きな夏目漱石先生の英国の概念を日本語に落とし込む造語開発伝説
(諸説あって起源の断定はできないらしい)、
大学の卒論の資料として
翻訳作品、評論や随筆を読ませていただいた柳瀬尚紀先生の、
英語の言葉遊びを日本語に変換する造語の開発など、
それぞれの時代や環境、作品が求める条件に応じて
”翻訳”が繰り返されてきました。


語学力をつけ、時代や環境の背景を知り、
原著を読めば十分かもしれませんし、
作品鑑賞の純度という観点に絞ると正しい行為です。

でも、私は現代日本語の環境で生まれ育ち、思考言語がたまたま現代日本語です。
異なる言語の作品の”翻訳”にある
原著に対する翻訳者の異文化を捉える視点や分析、
日本語で再構築するための創意工夫って、
とても充実した豊かな感じで面白いと思っています。
原著と併せて読めば、より一層楽しめると思っています。




PIXARとIlluminationは必ず字幕・吹替の両方を映画館で観ますが、
実写系の吹替版を観に行くのは久しぶりで、
" Peter Rabbit "、" Peter Rabbit 2: The Runaway" 以来です。
とはいえ、この作品は実写半分ですね。

小学生から高校生くらいまでは、
テレビで放送される吹替版を観てきたのですが、
英語学習が入り、内国作品だけではなく外国作品に嗜好が広がり、
海外の監督や役者に興味が出てきて・・・と、いつのまにか離れてしまった感じです。

" Deadpool "シリーズならば、
Ryan Reynolds も、
Hugh Jackmanも、
Mr. Paradox役のMatthew Macfadyenも大好きです。
どのような作品であれ、大好きな役者が出るとなると、
演技丸ごと観られる字幕版を観ることだけ、
吹替版という選択肢を考えてこなかったのです。

今は字幕・吹替同時収録のDVDを経て、
配信においても同じように両方観られる時代になり、
吹替版にも触れやすい環境になりました。
言語学習に二か国語放送を活用しやすくなりました。

私的に日本のアニメーションを観る機会が増えるにつれ、
キャラクターの声を担当する役者さんにも意識が行くようになり、
実写系の吹替版が音質の良いスクリーンで公開されるのに乗じて観に行くに至り、
異言語文化同士の擦り合わせで生まれる醍醐味を知ることができました。




考えてみれば、
『Back to the Future』シリーズは地上波で放送されたものしか観ていないので、
あれは三ツ矢雄二さんと穂積隆信さんの演技
当時のMichael J. FoxやChristopher Lloydの声すら知らないわー!
そんな作品、いっぱいあるわー!
字幕版を観てみないとね!




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" Deadpool & Wolverine "
私的にメタ部分で面白かったことなど。
字幕版・吹替版混じってネタバレしてます。
" Deadpool "シリーズならでは、
他の映画ではノイズになることが、
作品に欠かせない要素ってところも素晴らしいです!



MCUや、X-MENシリーズはもちろん、
Ryan Reynolds 、Hugh Jackmanの出演作
加えて、20th Century FOXのヒット作など、
出典が多岐に渡っていて凄い。
細々と凄い。
特に嬉しかったのは、
" Kingsman: The Secret Service "のパロディ(20th Century FOX)と、
ホンダ オデッセイでの乱闘時に
" The Greatest Showman "の曲、" The Greatest Show "が

ほんの一瞬流れた(Hugh Jackman出演作品)
ところ。
差し込み方や分量、このテンポは冴えわたってて大好物!
このセンスが素晴らしい!と思う。
同時に、取りこぼしも多そうなのですが、細かいことは良いんです!
次回作があるとして、その時に観なおした時にもっと気づければよいのです!




過去にChris Evansの吹替をしている3名が集結してるー!
今回、クリエバさんは
" Fantastic Four "のJohnny Storm役なので、神奈延年さんが演じました。
加瀬康之は、俺ちゃんことWade Wilson役
中村悠一さんは、" Deadpool 2 "同様、Shatterstar役

(と、マルチバースの色々Deadpoolの一人も?Japanpool的、Samuraipool的な人?、

別件、上映前の『ライオン・キング:ムファサ』予告のナレーションも?

私の頼りない耳判断で違うかもしれないので「?」です)

こういう楽しみ方は吹替版ならではですねー。




マルチバースの色々Deadpool、
各国の象徴を身につけていたりして、面白かったですね。
Cymru(Wales)はあからさまに国旗を付けてましたが、
Scotland?はFeileadh Morを謎のスタイルで着用してましたね。
一人一人名前を知りたいところです。
IMDBには少し載ってましたが、ソースが不明なのです。




本編外ですが、これも面白かった!

ディズニー・スタジオ公式

「デッドプール&ウルヴァリン」

日本の匠に火をつけた!彼らの武器を作りたい─ドキュメント編|大ヒット上映中!

https://www.youtube.com/watch?v=t-xDe4SW5mk







posted by Thomas-Polar-Bear at 18:00| ■ 映画・配信 Film | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする